2016年10月12日水曜日
シェルター一つで
こんにちは!
寺田です。
今シーズンは天候不順に悩まされましたが、それでもタイミングを見計れば素晴らしい瞬間に立ち会うことができました。
ここ数年の登山だけでなく、アウトドア全般のニーズや人口の増加は、自分が本格的に取り組み始めた1990年代からは想像もつかないくらいに裾広がりになってきていることを実感することが多くなりました。
また、様々なライフスタイルの多様化の中で取り入れられ、社会の中での認知度が高くなってきていることを実感します。
単なる休日の余暇としての遊びや旅の延長としてだけでなく、特に健康や教育関連の分野との組み合わせはとても多くなってきているような気がします。
自分自身もトレイルとフィットネス関連のプログラムを実施してみたり、大学の授業でアウトドア関連のプログラムを担当したりとゲストのニーズはイコール社会のニーズと捉えれば今後も様々な分野である意味での社会のインフラツールとしてのニーズは高まっていくのではないかと思います。
ただもちろんその広がりと同時にその本質的な部分とのバランスも大切なのではないかと思っています。
個人的にこの遊びや関わりが本質的だと思う一つに、四季折々自然を感じる手段として捉え、各々が自分なりに感じとることがあるのではないかと思います。
その中で奥深い自然の中でシェルター一つで過ごすことはそのツールの一つとして外せないものではないかと思います。
寒さを感じ、風に怯え、不安な夜を過ごすプロセスは便利さになれきった現代人にとって脅威ではありますが、同時に自分の中にある野生を取り戻す瞬間でもあるのだと思います。
生きている、そんな瞬間を感じることでよりよく生きるためのヒントが得られると思っています。
適切な装備を自分自身で選び、ザックやカヤックに情熱を積載して喧騒を離れてぜひフィールドへ。
では。
今日も笑顔で感謝。
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