寺田です。
気温もぐっと冷え込み季節が深まりますね。
例年に比べて季節の変化が早いのか、大きいのか、着用するアイテムの移行のタイミングを逸しております。
ほぼ例年この時期の恒例だった北米へのクライミングトリップですが、今年は四国大堂海岸と小豆島へのツアーとなりました。
四国へ渡るのはほぼ10年振り。紀伊半島に在住していた頃は定期的に瀬戸大橋やフェリーを使ってサーフィンやシーカヤックをする為によく足を運んでいました。
今回は花崗岩のクライミングのみという目的で訪れる四国。色々な意味で大きな発見を得る時間となりました。
四国は高知県四万十市の先にある大月町。サーフィンで良く訪れた平野や入野、双海の海の素晴らしさは知っていましたが、花崗岩が軒並ぶこのような見事なシークリフがあろうとは思ってもみませんでした。
空に突き上げるように見事なスプリッター(割れ目)が。ほぼどのルートも20〜30mのロングルート。
ワイルドな取り付きですが、不要なものは何一つなく、高度感と爽快感は格別です。
岩の目が荒く、なかなか痺れます。10cと思えないグレード感のルートを登る今回のメンバーの一人、加藤さん。
台風の影響で高波が打ち寄せていた為キャンセルとなった、こちらの正面のシークリフの2Pのルート。懸垂とユマールを使ってのアプローチが必要とのことで日本離れした景観とワイルドなアプローチ。Secret Agentman。
取り付きからユマール。高波注意です。
今回のトリップのコーディネートをしてくれた平澤さん。このエリアの開拓に携わったレジェンド。世界中の殆どの岩場を訪れたこともあるというクライマーです。
長期滞在予定だった大堂海岸は、猛烈な強さを誇る台風の影響でかなり早い段階でうねりがヒットしてきましたので小豆島へ移動。
小豆島は15年前にシーカヤックで一周したことがあり、個人的には思い入れのある場所です。当時も海から見える岩稜は気になる存在でしたがこのタイミングで訪れるとは思ってもみませんでした。時間の流れの早さと自らの変化に驚くばかりです。
一つの島にいくつかの岩質が点在しており、すべてがワイルド感満載でした。今回の四国はキャンプ場、食事が全て快適で、特に海の食材と道の駅の特産物は特筆すべきものがありました。そして地元の人の温かさはこの地ならではものでしょうね。
とにかく四国素晴らしいです、また次回ですね。
では。
今日も笑顔で感謝。
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