2009年9月1日火曜日

9月1日

9月に入り海岸線も少し落ち着きを取り戻したようです。

8月は連日海に出ることがきる幸運に恵まれ、空夏と言われながらもそれなりに楽しませて頂きました。

この夏初めてアウトドアスポーツに触れられた方も多く良い機会の提供ができたのかなと思っています。

時間は経過してしまいましたが、8月を振り返りたいと思います。

その1、

親不知・白馬 シーカヤッキング&トレッキングツアー。

天候は生憎の2日間でしたが海抜0mから2000mの自然を楽しむプランは気温や空気の変化をリアルに体感できる時間となりました。



当日の朝一番は後立山連峰を確認できました・・・。しかし前線の影響で降ったり止んだりの予報。さて。


フラットな日本海をイメージしていましたがなぜか北うねり。この時期にしては珍しいようです。


天下の嶮とうたわれる親不知、子不知。急峻な後立山連峰に阻まれ北陸富山方面へ抜けるには
この道しかなかったと言われる場所。秋から冬にかけての海の荒れ方を考えると必死の行程。
親子でここを歩いていると荒波が押し寄せ振り返ればそのどちらかがいなくなっていると言われるほどの難所だったと言われています。

今回はその難所をシーカヤックで海の上から眺めてみました。

現在は北陸道や国道がつながり交通上の不便さを感じることがありませんが、海上から眺める絶壁は当日の困難さを推し計ることができます。


北アルプスの立地の影響か雲が低く立ち込めます。この地ならではの風景かもしれません。

当初の予定地に上陸することができませんでしたが、ややうねりのあるコンディションを無事漕ぎ切りました。お疲れ様です。


白馬へ戻る途中で観光所を訪れ、歴史と自分達がたどったルートを絶壁の上から眺めてみます。ポイント名も記されており、弁慶の力水など歴史を感じるネーミングが並びます。

そして白馬へ戻り、今回お世話になるロッジ基様へ。

・ロッジ基

とにかく殆どの食材を自らの手で栽培され、特にお米は落倉の水の美味しさもあって柔らかく大変美味でした。もちろん、その他の食材もすばらしく収穫したばかりのブルーベリージュースは絶品でした。冬は予約でかなり人気のようですが、雪に囲まれる時期にもまたお世話になりたいと思っています。

翌朝は生憎の雨、予定を変更し栂池自然へゴンドラで向かいます。一気に標高2000mの世界へ。

雨に濡れながらの湿原歩きも風情があり、昨日の海の状況と考え合わせるとこの地の自然の深さを想像できます。



遠く唐松岳から五竜岳方面の絶景を望みますが、

残念、真白な世界でした・・・。


基さんでご用意頂きましたお弁当。このスタイル最高です。

美味なことは言うまでもありません。


栂池から移動し、雨飾山の露天風呂へ。そして天候も回復の兆しを見せます。


気持ちの良い入浴の後は、友人の宇田川君が営むそば処「蛍」へ

雰囲気、手作り感がとても自然体でゆっくりと時間の流れを感じながら過ごすことができます。宇田川君は冬になると周辺の山へ登り、滑るコアなスノーボードの滑り手としてこの地の自然を楽しんでいます。こちらへお越の方はぜひ、おすすめです。

2日間という短い時間でしたが海と山の両方を訪れ、そして地元の食事と人々に触れることでまた奥深く楽しむことができました。

また秋。

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